「マアジナル」田口ランディ
ここんとこ、仕事と観劇でなかなか本が読めな
かった。やっと今日、読み終わった。
田口ランディは好きだ。時々、読みたくなる。
「マアジナル」は、中学生の頃、UFOを呼んだ六人が大人になったときに、それぞれ死んだり、行方不明になったりしておかしなことになっている。のをあんまり関係のない同じ中学だった人がいろいろ調べていく話。最初は、サスペンスの要素が強いが、途中から完全にオカルトになってくる。読み終わったときに、何かが解決する話ではないが、考え方は多少変わっていると思う。大槻教授とか、UFOがいるとか、いないとか論争する人も、こんなふうにおだやかに伝えることができればいいのに、
と思う。
UFOを信じていない人にも読んでほしいけど、そういう人はそもそも田口ランディを読まないのではないかと思う。