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うたかたの日々と夢うつつ

濡れた草の中の 青い小さな花 それはあなた それはあなた それはあなた

マイノリティという名のマジョリティ

日常

マジョリティ=多数派。マイノリティ=少数派。自分はどっちに居たいだろうか。多くの人はマジョリティ側だろうと思う。

私は自分をマイノリティだと思ってきたし、今でもそう思っている。小学生の頃から自殺というものに惹かれ、女子が一緒にトイレに行くことを疑問に思い、高校生の頃に自傷が始まり、同性を好きになったり、自分の持つ衝動を持て余し、ああ、そんなに長く生きないんだろうな〜と思いながら、もう30を超えている。思春期特有のものだったのかもしれないが、同じく思春期を過ごした友人で身体中傷だらけというひとも、精神科に10年以上かかってる友人もいない。

自分は自分でマイノリティだと思ってきた。それでも、マジョリティに憧れて、激しく嫉妬した。自分にとってマジョリティというのは 普通 の事でそれを手に入れることがどうして自分には出来ないのか、そう思うことが余計に自分を苦しめていたのだと思う。親もどうして普通でないのかと言ってきたりすると、自分でもよくわからないので悲しくなった。

自分をマイノリティだと思っていた自分だってそうなのだ。今まで自分をマジョリティ側だと思っていた人が、実はマイノリティなんだよ、と気付いた時にどれだけショックを受けるんだろう。まずは認められないんじゃないだろうか。マジョリティからマイノリティに突き落とされる。世間には圧倒的にマジョリティの方が多いし、マジョリティ側の方が有利に出来ている。単なる平行移動ではない。あきらかに堕ちるのだ。私でも、これくらいの想像はつくので、たぶん想像以上に大変なんだろう。

でも、マジョリティとマイノリティはどこで分けるのだろう。自分を自分の視線で分けてみる。

1.女性。性自認と性が一致している=マジョリティ

2.性的指向。?バイ?=マイノリティ

3.既婚者=マジョリティ?

4.非正規=?

5.精神科通院=マイノリティ?

6.子なし=マイノリティ?

なかなか分けられないものが多い。それなのに、やっぱりマジョリティの方がいいと思う人が多いのだろう。私はそうは思わない。

最近はマイノリティというマジョリティが増えてきたなあと感じる。マイノリティの人が沢山いて、それがマジョリティという力を持ち始めている。もっとみんながマイノリティになればいいのに。