うたかたの日々と夢うつつ

濡れた草の中の 青い小さな花 それはあなた それはあなた それはあなた

オリンピックが終わりました

リオオリンピックが終わりました。私が一番印象に残っているシーンは、吉田沙保里さんがマットの上に突っ伏して泣き崩れているところです。私自身は、レスリングのルールもよくわからないし、オリンピックまじかになって、やっと主要選手の名前を知るくらいです。吉田沙保里さんは、CMや霊長類最強の女子と言われていることなどで知っていましたが、特に強い思い入れがある、ということもなかったです。だからというわけではないけど、年齢的なこともあるし、絶対金メダルと信じていたわけはなかったのです。

早朝、素人目にあんまりはっきりしない試合を見て、吉田沙保里さんが泣き崩れたとき、私はなんて素直な人なんだろうと全然関係のないことを思いました。絶対王者と言われ、連勝記録をつくり、そんな人がオリンピックで負ける。その悔しさを全身で表す。そのことについて、感動したんだと思います。私だったら、やっぱりちょっと見栄をはったり、強がったりして格好つけちゃうと思います。人柄なんだと思います。ああいう素直な人柄が人を惹きつけるんだなあと思いました。

 

私がもっとみたかった競技。それはテコンドーです。日本では濵田真由選手が代表で出ていました。世界選手権では金メダルを獲った選手です。オリンピックでは準々決勝で敗れてしまいました。私は二十代にテコンドーを習っていて、結構関心があるのだけれど、日本ではあまりメジャーじゃないのでやっぱりテレビでは少ししかやりません。カヌーでメダルを獲った羽根田選手が言っていたみたいに、誰かが活躍をすることで注目される競技もあると思います。そのことで競技人口が増えて強くなっていく。そういう環のなかにはいっていったらいいなと思います。