うたかたの日々と夢うつつ

濡れた草の中の 青い小さな花 それはあなた それはあなた それはあなた

旅に出る

週末から、カンボジアに行く。8年前はKさんと行ったけど、今回は、友達と行く。前回は、アンコールワット、アンコールトムなどの有名な遺跡をまわったけれど、今回はコーケーとかあまり有名じゃ無い遺跡に行く。

世界遺産は日本もそうだけど、とにかく広い、大きい。権力の大きさを表すためにそうなっているんだと思うけど、現代人の私には広すぎる。持て余してしまう。飽きてしまう、といつも思う。なので今回は、ゆっくりまわれるように緩くスケジュールをくんである。かつ、一緒に行く友達が旅行会社に勤めていて、ガンボジアに詳しいのがありがたい。

8年前、シェムリアップは赤土の埃にまみれ、横断歩道も見えなかったし、信号を守る人もほとんどいなかった。なので、通りを渡るだけなのにけっこう時間がかかった。街にはショッピングセンターが出来たばかりで、エスカレーターの横には警備員さんみたいな人がいて、大人も子供も緊張しながらエスカレーターに一歩踏み出していた。都市部を離れると赤土の道路がどこまでも続いて、高床式の住居がみえ、痩せた野良牛がそこらへんにいた。トヨタのカムリがいっぱい走っていて、車好きのKさんが感心していた。

あれから8年。だいぶ変わっているんだろうな。みんなエスカレーターに乗り慣れているかもしれない。楽しみ。