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うたかたの日々と夢うつつ

濡れた草の中の 青い小さな花 それはあなた それはあなた それはあなた

ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~   拙すぎる感想

ラディアント・ベイビーという絵も、キース・ヘリングという人も知らなかった私。絵を見せられれば、ああ、となるけれど好きでも嫌いでもなかった。

柿澤勇人くんは知っているし、舞台もいくつか観たこともあるけれど、私のアンテナには引っかかってこなかった。印象は、良くも悪くも優等生。

今回、『ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~』を観劇した訳は、ちょうど日程が合ったこと。Twitterでフォローしている人の評判がえらくいいこと。気になっている松下洪平くんがいろっぽそうだと思ったこと。岸谷五郎さんの演出が気になったことの四点。

観た感想は、みんながいいそうだけどとにかくパワフル。キースが年齢を行ったり来たりする様を、キースの着ているTシャツを替えるとこや、背景の文字でage〇〇と表している。キースはとにかくじっとしていられない。本当に生き急いでいる。自分がADISに罹っているということだけではなくて、それ以前でも生き急いでいる。かえってAIDSに罹っていると判ってから、それを受け入れるまでの時間の方が停滞しているみたいに見えるくらいだ。本当に一筆書きのように絵を描いていく。たくさんの絵をかき、キースは31歳で死ぬ。最後は、真っ白な衣装をきて、天国と思しき場所でとても満足そうだ。

ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~を観終わって、キースの絵をみてみる。するとそこには、生きることに対する無上の喜びが溢れている。

今回、大阪公演は中止になってしまったけでど、ぜひ再演してほしいです。もっと、何回もみたいです。そうして、柿澤勇人君は気になる人の一人になりました。