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うたかたの日々と夢うつつ

濡れた草の中の 青い小さな花 それはあなた それはあなた それはあなた

年収400万円に含まれているもの

日常

二十代から三十代の未婚女性の半数以上が結婚相手に年収400万円以上を希望している。しかし、実際に400万円以上収入がある二十代男性は15.2%、三十代男性は37,0%だという。結婚したいという二十代の独身男性、女性の割合も三年前と比べて減っているということが、今日の朝刊に書いてあった。

以前、このような調査を見たときは、たしか相手に望む収入は600万くらいで、私は、600万はちょっと厳しいよなあ。そうそんな人おらんよ。と収入を望む人に冷たい目を向けていたように思う。だが、今回は違う。正直驚いた。

年収400万円。希望するにしても、ちと少なすぎやしないか。もっと、夢見てもいいんじゃないか。年収400万円を単純に12で割ってひと月33万円。税金やらいろいろ引かれると手取りは月25万くらいじゃないのか?地方により差はあるが、この額は、少ない方ではないのだろうか。Kさんは正社員だがこれより少ないので、何とも言えないが。

400万円。結婚し、子供を持ちたいと思うかもしれない。不安になる数字だ。共働きなら大丈夫かもしれないが、正社員で採ってくれるだろうか。正社員がだめならパートでも働きたいが、保育園はあるだろうか。子供が小さいうちは、家にいるのもいいかもしれない。小さいうちはあまりお金がかからないと言うし、でも、大きくなって来たら、どうだろう。昇給はあるのだろうか。ボーナスはあるのだろうか。自分も歳をとってくる。もうパートしか働き口はないのではないのだろうか。相手の男性は、依然と同じように働けるだろうか。主に収入を得る人が働けなくなると、家庭は途端に困ってしまう。病気は誰でもなる可能性はあるのに、病気になったときには、不可抗力で誰も悪くないにもかかわらず、その人の家族は、経済的な打撃を負うことになる。400万円のうちから貯金はいくらくらいできるだろう。

などといろいろ考えてしまう。そして、いろいろ考えた末に出した、相手に望む年収が400万円以上だとしたら、ぎりぎりの範囲で、共働き前提で、子供は二人持つか持たないかの将来設計に対する覚悟なんだと思う。それはもう、社会に何の期待も抱いていないということだ。